サッカーの久保選手がRCD マヨルカにレンタル移籍したこともあって、「もしかしたら日本からマヨルカに観戦に来る方も増えるのかも…」と思って、こないだの一時帰国で通ってきた羽田空港-ロンドン・ヒースロー空港-マヨルカ空港というルートをメモしてみたいと思います。
私が選んだのは、羽田空港1:55発の深夜便JL41便→ロンドン・ヒースロー空港9:50発のBA496便→13:15マヨルカ空港に到着というルートです。
個人的には午前中に成田空港を出るルートが好みなのですが、最近はJALのページで検索しても羽田発のルートばかりが出てきて寂しいところです。
でもまぁ、深夜発ということでエコノミークラスでもサクララウンジを利用できますし(その分機内で一食少ないですが)、ロンドンを経由してヨーロッパの他の都市にも行きやすいルートなので便利といえば便利なんだと思います。
羽田空港からロンドン・ヒースロー空港へ
羽田空港では国際線ターミナルでチェックインしてセキュリティチェックを通り、出国手続きを行って、サクララウンジでカレーでも食べて腹ごしらえをして…
デザートもありますよ。(もちろんお酒も!)
搭乗時刻になったら搭乗口から飛行機に乗って下さい。^^
この時間、空港内の出国後エリアでは開いているお店も少なくて寂しい限りです。出国前のエリアの方がお店はまだましなので、お買い物とか出発前に食べておきたいものとかがあったら、済ませておいた方がいいと思います。
飛行機に乗ったらすぐにご飯は出てきませんので、着席したシートでできるだけ居心地のよい空間を作って、映画を見たり、お酒を飲んでいい気分になってから寝てみたり、ギャレーで食べ物を物色したり、ストレッチしてみたり、仕事してみたり…となんとか長い飛行時間をやり過ごしてください。
私が乗ったときにはエコノミーの食事が、すっかり寝込んでいる搭乗7時間後位に出てきて、正直「こんな時間に出さなくてもいいのに…」と思ってしまいました。
機内ではなかなか寝られないタイプなので、やっと寝ているところに電気をつけて明るくされるのはちょっとキツかったです。途中で起こされるのが嫌な人はアイマスクをして寝る方がいいかもしれません。
到着前に飲み物とフィナンシェ一個が朝ごはん代わり(?)に出てきたので、これと深夜のご飯を変えてほしかった…と思いました。
まぁ、そんなこともありましたが、無事にヒースロー空港に到着しました。
ヒースロー空港でターミナル3から5へ移動
無事到着はしたのですが、この日は飛行機の油圧計の不具合(?)とかで高度を下げて飛んでたらしいので一時間弱到着が遅れました。乗り換えの時間は予定通りだと3時間半あったのですが、当日は2時間半。搭乗時刻が40分前に設定されているので実質2時間弱でした。
移動が大変だと言われるヒースロー空港でも、まぁ、それだけあれば大丈夫でしょう。こんなこともたまにはあるので、乗り換え時間は大目に見ておきたいものです。
飛行機から降りて空港内に移動したら、こんな看板があちこちにありますので、これに沿って移動していって下さい。紫色のFlight Connectionsが目印です。
この地点では飛行機を降りた人みんなが同じ方向に行くので、一緒について行けばOKです。
こんな感じでどんどん進んでいってください。
上の写真の看板を見たら左に進み、ちょっと行くとエスカレーターがあって、そこを降りていくとバス乗り場に到着します。
ここからはターミナル2、4、5行きのバスが出ますので、ターミナル5行きの列に並びます。
電光掲示板にあと何分でバスが来るか書かれています。
一つ上の写真に見えるように結構人が並んでいたので「時間がかかるかな…」と思ったんですが、10分ほど待ったら2台バスが来て私も2台目に乗ることができました。電光掲示板はあまり当てにならないのかもしれません。
ターミナル5までのバスの乗車時間は10分ほど。私が乗った時にはバスの前に空港内のレッカー(?)みたいな車がのろのろと走っていましたので、もうちょっと時間がかかったと思います。乗り換えの時間があまり無いときにはきっとイライラしてしまうところですね。
バスから降りたらエスカレーターに乗って1階分上がり、そのあとさらに歩きます。
皆さん同じ方向へ…。
ここで左に行ってはいけません。まっすぐそのまま進みます。
ここまで来たら左に曲がります。
ここで International & Europe側に進みましょう。
この後セキュリティチェックがあるので、お茶とか水とか持っていたらもうそろそろ飲み終わってください。
しばし写真がないのですが、係員に言われるまま(手で指して“あっちー”みたいに言われると思います)に進んでいくとセキュリティチェックがあってターミナル5に到着となります。
入ってすぐのフライトインフォで搭乗ゲートをチェックしてみましょう。
日本からの飛行機から降りてターミナル5まで来ても、まだ決まっていないことがほとんどです。何時に出るか書かれているので、その時間になったら再度チェックしてください。
私の場合は航空券に書かれている搭乗時刻(9:10)の10分前(9:00)に出ると書かれていました。しかも出たゲートはC66。途中に電車移動も含む一番遠いゲートでした。
ゲートが発表されてからC66まで10分では着かないと思いますが、航空券に書かれた搭乗時刻が出発の40分前と長めなので急げば大丈夫でした。とはいえ搭乗時刻に間に合うようにしたほうがいいです。ターミナル5の中も結構広いので気を付けてください。
ちなみに上の写真の時計表示が8:20ですね。前述のようにJAL機が1時間弱遅れて到着してますので(6:25到着予定)、7時半ちょっと前ごろに飛行機が地上にバンっと降りたと思うのですが(寝不足気味で記憶が定かでない)、そこから1時間ぐらいでターミナル5まで来たようです。
今回1時間でターミナル移動が出来たとは言え、乗り継ぎに関しては悪名高いヒースロー空港なので、とにかく時間には余裕を持って下さい。
あ、大事なことを書き忘れていました。
ヒースロー空港で乗り継いでマヨルカなど他国の地域に移動する際には、ヒースロー空港でパスポートコントロール(入国審査)がありません。次のフライトの後にパスポートコントロールを受けることになります。
ドイツ経由とかフィンランド経由でマヨルカに入ろうとすると、経由地も目的地もシェンゲン圏内なので、経由地でパスポートコントロールがありますが、イギリスはシェンゲン圏外なので乗り継ぎの場合にはありません。
書いてる本人はそのことを忘れていて、パスポートと在住許可証をすぐに取り出せるようにしてから移動していました。^^;
…話を戻して、
搭乗時刻になったらゲートから搭乗し、約2時間半のフライトでマヨルカ空港に到着です。ブリティッシュエアウェイズ便であれば、機内の飲食はすべて有料なので準備が必要であれば準備してください。
私の場合は、マヨルカの天候不良により1時間ほど出発が遅れたので、ブリティッシュ・エアウェイズのご厚意により5ポンドのミールクーポンをもらえたので、軽食も含めて買うことができました。ラッキー♪
空港内のお店で5ポンドにピッタリのセットメニューを見つけました。^^
マヨルカ空港に着いたら、荷物の受け取りに注意!
ここからは写真がありません。すみません。まさか、マヨルカ空港のことをブログに載せるとは考えなかったので… ^^;
マヨルカに着いたらBaggageとかEXITと書いてある方向へ歩いてください。同じ飛行機から降りた人についていく感じでも大丈夫だと思います。(乗り継ぎの人はそんなにいないはずですが、一応注意してください。)
すると途中にパスポートコントロールがあるので、そこでEUパスポート以外の列に並んで入国審査を受けてください。
EU用とEU以外用が1列ずつしかないので、もしかしたら時間がかかるかもしれません。
私の場合は、マヨルカの大雨で在住許可証をよむ機械が壊れたらしく、私が渋滞を引き起こしてしまいました。後ろの人が焦りながら結構怒っていたのを見て、私が悪いわけではないのですが申し訳なく思いました。
マヨルカは雨が少ないところなので、いろいろな面で大雨に弱いことは確かですが、そんなことは稀なことなので、ふつうは心配いりません。
冬場のオフシーズンなどは人が少なくて、EU列の方に「こっちに来い」と手まねきされることもあるので、冬場のサッカー観戦であれば問題ないと思います。
ちなみにマヨルカの冬は普通に寒いです。姉がマヨルカは暖かいリゾート地だと思っていたらしく、遊びに来るときに成田空港でコートを預けようと考えていたみたいですが、そんなことをしてはいけません。マヨルカは緯度が東北地方辺りと同じです!
さて、無事にパスポートコントロールを終えたら、あとは荷物を受け取りましょう。先ほどと同じようにBaggageとかEXITと書いてある方向へ歩いてください。荷物マークを目印にするといいですね。
バゲージクレーム(ターンテーブルのある場所)に着いたら、電光掲示板などから荷物が出る場所を探して、指示される場所に行くのが普通だと思いますが、EU外から来た旅行者にとってマヨルカ空港はちょっと普通ではありません。
写真を撮らなかったのが非常に悔やまれるところです…。
EU外から来た荷物は税関(aduana)を通さなければならないということだと思うのですが、バゲージクレームの中央らへんにガラス張りの一角があって、その中にもターンテーブルがあるのですが、そこにEU外からの荷物が出てきます。
そこに入るためには回転扉みたいなものを通って入るのですが、ちょっと分かりづらいかもしれません。
分からなかったら、バゲージクレームの人に聞いてみて下さい。
“ Donde sale maleta de Japon? ”
「ドンデ サレ マレタ デ ハポン?」
(日本からのスーツケースはどこに出ますか?)
とか、
“ Donde esta aduana? ”
「ドンデ エスタ アドゥアナ?」
(税関はどこですか?)
と聞いてみると、いいかもしれません。
(スペイン語間違ってたらごめんなさい。私のスペイン語はなんちゃってスペイン語です^^;)
今まで20回近くEU外からマヨルカの空港に到着して、1回だけ普通のターンテーブルから出てきたことがあるので、税関にスーツケースが見当たらないときは普通の場所もチェックしてみてください。
一度だけマヨルカに遊びに来た姉夫婦の荷物が普通の場所のターンテーブルから出てきたという不思議なケースもあります。非常にやきもきしながら出口前で待っていたのですが全く余計な心配でした。
税関を出るときには職員がいて荷物検査のところにスーツケースを載せるようにいわれることがありますので、そのときは載せて下さい。誰もいなくて素通りの場合も多々あります。
それではマヨルカ島でよい旅を!
…気がついたら非常に長いポストになってしまってました。ここまで読んで頂けた方がいたらとてもうれしいです。
ありがとうございます!^^